歯がなくなったところに何かを補う際に、選択肢がいくつかあります。

①抜いたまま何もしない

②部分入れ歯

③ブリッジ

④インプラント

⑤矯正治療（一部の限られた部位のみ）

その中で、インプラント治療は、

以下のメリットとデメリットを持っています。

『メリット』

・周囲の歯を削らない。

・骨に固定されるため、しっかり噛める。

・形態が自分の歯に近いため、異物感を感じない。

・審美的である。

『デメリット』

・自費診療である。

・外科処置が必要である。

・全身疾患がある方、喫煙者にはリスクがある。

＜治療の流れ＞

①相談

②診査・資料採得

→口腔内診査、歯周組織検査、口腔内写真撮影、Ｘ線・CT撮影、

口腔内型取り、かみ合わせの確認、顎関節の確認

③診査結果・治療計画説明

→治療の可否、また可能な場合は治療の説明

④抜歯・骨補填・骨造成

→保存不可能な歯の抜歯と骨の厚みや高さを維持するための処置

⑤サージカルガイドの試適・埋入オペ

→インプラント埋入の方向や深さを規定するための装置の適合確認

⑦印象

→骨に固定されたインプラントに、

機能の確認や上部構造周囲の歯肉形態を整えるための仮歯（

プロビジョナルクラウン）を作製するための型取り

⑧アバットメント＋プロビジョナルクラウンSET

→土台となる部分(アバットメント)と仮歯の装着

また、仮歯の形態修正を行い、

歯肉をより審美的、機能的に調整することもある。

⑨上部構造用印象

→仮歯で問題がなければ、最終的な被せ物を作製するための型取り

⑩上部構造SET

→最終補綴物の装着

当オフィスのインプラントは、世界シェアNo. 1のストローマンの製品を使用しています。

実績が多く、安心感のあるメーカーです。

市場には、安いインプラントや互換性パーツなどがありますが、患者さんに不安なくお勧めできるメーカーを選択しています。

取り外す必要のある「部分入れ歯」や、支えになっているどちらかの歯がダメになるとまるごと外す必要のある「ブリッジ」とは違う、周りの歯に影響を与えない選択肢としてご検討ください。