質問投稿④ 朝の歯磨きは「ご飯の前」と「後」どっちが正解?
2026年11月7日
こんにちは!
皆さんは毎朝、どのタイミングで歯を磨いていますか?
「朝起きてすぐ磨く」という方もいれば、「朝ごはんを食べた後にすっきりさせたい」という方もいらっしゃると思います。
ネットやテレビでも意見が分かれていて、「結局、どちらのタイミングが本当に良いの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか?
今回は、歯科医の視点から「朝の歯磨きのより良いタイミング」について分かりやすく解説します!
結論:理想は「どちらも」!でも、難しいなら「起きてすぐ」がおすすめ
結論からお伝えすると、お口の健康にとって一番理想的なのは「朝起きてすぐ」と「朝食の後」の2回磨くことです。
「えっ、朝から2回も磨くのは面倒くさい……」と思いますよね。
もし、どうしてもどちらか1回しか磨けないという場合は、当院では「朝起きてすぐ(ご飯を食べる前)」を強くおすすめしています。
その理由を詳しくお話しします。
なぜ「朝起きてすぐ」が重要なの?
理由は、寝ている間に増殖した「大量の細菌」を体の中に飲み込まないためです。
起きている間は、唾液(つば)が天然の洗浄液としてお口の中を洗い流してくれています。
しかし、寝ている間は唾液の分泌量がグッと減ってしまいます。
そのため、夜中のお口の中は細菌にとって絶好の繁殖の場になってしまうのです。
なんと、朝起きた時のお口の中の細菌数は、足の裏の皮膚の約10,000倍に匹敵するとも言われています。
この状態で歯を磨かずに朝ごはんを食べてしまうと、大量の細菌をご飯と一緒に丸ごと飲み込んでしまうことになります。これは虫歯や歯周病のリスクを高めるだけでなく、体の健康(腸内環境の悪化や誤嚥性肺炎のリスクなど)にも良くありません。
そのため、まずは起き抜けにうがいをするか、サッと歯を磨いて細菌を洗い流すことがとても大切です。
「朝食の後」の歯磨きの役割は?
「じゃあ、ご飯を食べた後は磨かなくていいの?」というと、そうではありません。
朝食の後の歯磨きには、「隙間に残った食べ物を取り除き、日中の虫歯リスクを下げる」という大事な役割があります。
朝食の後に磨かないと、お口の中に残った食べかすをエサにして、再び細菌が活発になってしまいます。
【お忙しい方向け】毎朝続けられるおすすめルーティン
「朝は1分1秒を争うほど忙しい!」という方は、ぜひ次のルーティンを試してみてください。
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- 朝起きてすぐ:
歯磨き粉をつけずに、1分ほど「水磨き」をする。または、洗口液でぶくぶくうがいを念入りにする。(これだけで多くの細菌を落とせます!)
- 朝食を食べた後:
歯磨き粉をつけて、食べかすを落とすためにしっかり磨く。
これなら、忙しい朝でも無理なくお口の清潔をキープできます。
まとめ
朝の歯磨きは、「起きてすぐお口の菌を減らし、ご飯の後に食べかすを落とす」のがベストです。
お口のすっきり感だけでなく、体全体の健康を守るためにも、ぜひ明日の朝から「起き抜けのうがい・歯磨き」を意識してみてください。
「自分の歯磨きの仕方が合っているか不安」「しっかり磨けているかチェックしてほしい」という方は、ぜひ定期検診の際にお気軽にご相談ください!